2024年10月25日
ワシントン・DC、東京(日本) | アジア・グループ(以下、TAG)は香取 照幸大使がライフサイエンスおよびバイオテクノロジー政策担当のシニア・アドバイザーに任命したことを発表します。香取大使は、社会保障制度および医療政策に関する専門知識と数十年にわたる政府での経験を活かし、日本のダイナミックな医療政策分野においてTAGの成功をサポートします。
バイオテクノロジーおよびライフサイエンスは、世界の健康と経済、国家安全保障にとって重要です。日本は近年、人口動態の変化に伴い複雑化する社会保障の課題に取り組むと同時に、国内成長の促進およびサプライチェーンの回復力を強化することで、海外からの革新的なパートナーシップの形成や投資を誘致すべく、主要な規制や政策の変更を進めています。香取大使はシニア・アドバイザーとして、TAGのクライアントが人口動態の変化に伴う複雑な社会支出の課題に立ち向かいながら、この変化する環境で成功できるための知見とツールを提供していきます。
TAGマネージング・パートナーのカート・トン大使は、「 香取大使が、東京の世界クラスの政策専門家チームに加わってくださることを非常にうれしく思います。彼の医療政策と外交における独自の専門性は、日本でのビジネスを拡大し、対外政策の優先事項を理解したいと考えるクライアントにとって貴重な資産となるでしょう。」と述べました。
香取大使は、厚生労働省の官僚として、35年以上にわたり医療政策を担ってきた経験を有します。また、2008年には内閣官房社会保障国民会議事務局参事官として、日本の社会保障制度と税制の包括的な改革において重要な役割を果たしました。2016年に退官し、翌年にはアゼルバイジャン共和国駐箚日本国特命全権大使に任命され、その後、2020年から2023年にかけては上智大学で教授を務め、現在は兵庫県立大学で教鞭に立たれています。最近では、厚生労働省が実施する「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」にも有識者として参加しています。
TAGの日本プラクティスは、マネージング・パートナーのカート・トン大使、マネージング・プリンシパルのクリス・ジョンストン、カントリーディレクターの白新田十久子、およびバイスプレジデントのメラニー・ベリーのリーダーシップのもと、東京とワシントンに拠点を置くチームは、医療関連団体とバイオテクノロジーのスタートアップ企業、革新的な製薬企業に対して最高水準の戦略策定と政治分析を提供しています。また、日本における市場への投資を促進し、医療を必要とする人々が重要な医薬品にアクセスできるよう支援するためのアドボカシー活動も行っています。
アジア・グループ(TAG)は、インド太平洋地域で活躍するグローバル企業のためのトップパートナーです。インド太平洋地域全域において、多様な分野にまたがるダイナミックな専門家チームを擁しています。TAGは公共政策と企業戦略の交差点において、企業が新たな価値を引き出し、リスクを軽減することを可能にします。